【円形脱毛症】治療費の詳細と保険の適用について分かりやすく解説します

円形脱毛症

円形脱毛症の治療にはそれなりにお金がかかってしまいます。

そして治療法によって保険が適用されるものと、保険が適用されない全額自己負担のものにわかれます。

 

私の今までのトータルでの治療費は、発症してから約4ヶ月で六万円ぐらいです。

かなり高いと思われるでしょうが、入っていた医療保険のおかげで実質払ったのは半分ほどです。

しかしまだ治療中ということもあり、これからも治療費はしばらくの間払い続けることになりそうです。

 

円形脱毛症は軽度の場合には何もしなくても治る場合が多いです。

しかし、私のように髪の毛のほとんどが抜けてしまった場合には治療が必要となりますので、参考にしてみてください。

 

☑️今回のテーマ

 

☑️今回の記事の内容

 

☑️読者へのメッセージ

円形脱毛症の治療には痛みや痒みを伴うもの、入院をしないといけないものなど様々な治療法があります。

まずは自分がどの程度の症状なのかをしっかりと把握して治療に取り組むことが、回復への第一歩となります。

 

適切な治療を施すことにより、改善への道筋が見えてきます。

 

それではさっそくみていきましょう。

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治療の方法と治療費

ここでは主な円形脱毛症の治療法をみていきますが、治療法はあくまでも対処療法となりますので、完全に治る保証はありません。

 

現状円形脱毛症は「自己免疫疾患」というものが原因とされていますが、「自己免疫疾患」を引き起こしている原因自体は特定されていません。

そのため、治療法も「有効である」という段階のもので、「完治する」というものではないのを治療前に覚えておいてください。

 

冒頭でもふれましたが、円形脱毛症の治療には

✔︎保険が適用される治療法

✔︎保険が適用されない治療法

の2つがあります。

 

保険適用

まずは初めて病院に行った時にかかる初診料と、何が原因となっているかを知るための血液検査の料金からみていきます。

この時点ではもちろん保険内診療となります。

※各病院によって料金は多少前後しますので、目安として考えてください

 

初診料 / 約2,000円

これは最初の診察で支払う料金です。

次回以降の診察料金は、ただ経過を見るという診察なら500円ほどです。

私の場合も現状は経過観察中ですので、1ヶ月に一度診ていただくだけです。

 

血液検査 / 約8,000円

円形脱毛症は「自己免疫疾患」だけではなく、様々な要因から起こる病気です。

血液検査はその要因を知るために行います。

 

上記の2つも病院によって多少料金に違いがありますが、私自身が2回血液検査を受けた際には、それぞれの病院で約8,000ほどの料金でした。

 

「円形脱毛症」と診断された場合には血液検査は必ずと言っていいほど行いますので、実際の治療に移る前に約10,000円ほどは必要となります。

 

内服薬と外用薬(塗り薬)は処方される期間によって量が決まりますので、それにより金額に開きが生じます。

 

 

内服薬 / 約1,000円〜

  • 抗アレルギー薬

花粉症やアトピー素因などのアレルギー症状を緩和する薬です。

  • セファラチン

アレルギー反応を抑制する作用や、血流を促進する作用のある薬です。

  • グリチロン

炎症やアレルギー症状を抑える作用のある薬です。

  • ステロイド内服薬

炎症や免疫抑制の作用のある薬です。

高い効果がありますが、子供への使用は行なっていません。

副作用の影響から長期での使用ができず、やめた後に再発することが多いため、扱いとしては難しい薬と言えます。

 

外用薬 / 約1,000〜

  • ステロイド外用薬

炎症や免疫抑制の作用のあるステロイドを脱毛部分に塗る薬です。

初期の症状の方には有効ですが、長く続いている難治の症状の方にはあまり効果はありません。

  • フロジン液

血流を促進する効果があるとして1969年から使われており豊富な診療実績はあります。

効果はあまり高いとは言えませんが、単発、多発型の併用療法の一つとして使用されます。

 

ステロイド局所注射 / 1箇所で約400円

脱毛した部分に直接ステロイドを注射します。発症後6か月を過ぎた単発、または多発型の治療法とされています。

多発型の場合には1度の診療で数ヶ所の注射を行いますので、注射が苦手な方には少しツラい治療と言えます。

 

スーパーライザー療法 / 約500円

「スーパーライザー」という装置を用いて、特殊な赤外線を脱毛部分に照射する治療法です。

簡単に治療を受けられる点、副作用が軽い治療法です。

こちらも単発、多発型の治療に使われる場合があります。

 

エキシマレーザー療法 / 約1,000円

以前は保険適応外でしたが、適応範囲の変更により円形脱毛症の治療として保険適応になりました。

紫外線を当てることにより、皮膚活性を促す治療法です。

広範囲の脱毛部分の治療ができることから、全頭型や汎発型の治療に使用されます。

白斑や乾癬の治療効果が高いのはわかっていましたが、円形脱毛症に対する効果が凄まじいので驚いています。

※参照えぬくりブログ

 

ステロイドパルス療法 /約40,000円

「自己免疫疾患」や「炎症疾患」をステロイドの点滴により抑える治療法です。

この治療法には入院が必要となり、3日間に分けて1日ごとに約1時間から2時間の点滴を行います。

高い改善率が報告されていますが、発症後6ヶ月以内に行う必要があります。

 

私も2020年の3月にこの治療を受けており、現状少しずつでは改善に向かっています。

※ステロイドパルス療法での入院記事↓↓↓

 

この治療法は入院が必要ですので、治療費とは別にお部屋代がかかってしまう場合があります。

入院の前には、日程調整と共にお部屋をどうするかというお話があります。

 

私はお部屋代無料の大部屋をお願いしたので、治療費と3日間の食事代ぐらいの出費でしたが、大部屋がタイミング良く空いているとは限りません。

実際に入院した病院の入院時のお部屋代を参考までに載せておきます。

  • 4人部屋(カーテン仕切り) / 無料
  • 4人部屋(個室風棚仕切り) / 7,000円
  • 個室小(トイレ、シャワー) / 13,000
  • 個室大(トイレ、浴室、キッチン)/33,000円

 

無料の大部屋が空いている場合には別途出費はありませんが、他の部屋しか空いていない場合には3日間とは言えかなりの出費になります。

お急ぎでなければ、お部屋の空き具合を確認した上での入院をおすすめします。

 

またご自分の入っている医療保険があれば、入院前に保険が円形脱毛症に対応しているか確認しておいて下さい。

私の場合には入院での費用は全て保険でまかなえましたので、実質的な出費はゼロでした。

 

 

保険適用外

ここからは現状では保険適用外の治療、つまり全額自己負担の治療法になります。

※こちらも各病院によって料金が多少前後しますので、目安として考えてください。

 

ミノキシジル / 月額約5,000円〜

AGA(男性型脱毛症)や女性型脱毛症の治療薬としても一般的なものです。

円形脱毛症の治療でも高い効果がみられていますが、やはり保険適用外ということで、料金は高額なものとなります。

内服、外用(塗り薬)ともにあり、通販などでもミノキシジル配合の発毛剤には多数の商品があります。

 

局所免疫療法 / 週一回約1,000円〜

かぶれを起こす特殊な薬品(SADBE、DPCPなど)を脱毛部分に塗ることで、わざとかぶれさせる治療法です。

有効率が60%以上とされ、かなり高い効果が得られる治療法と言われています。

 

補足/医療用ウィッグ 1万円〜

医療用ウィッグは現状自己負担での購入になります。

既製品でも、通常のウィッグに比べるとお値段は高い傾向です。

高いものでは80万円ほどの物もあり、メンテナンスだけでもかなりのお金が必要となる場合もあります。

自治体によっては購入に際して助成金が出る場合もありますので、ご自分が住まわれている県や市の福祉課などに問い合わせをしてみて下さい。

 

何故保険が適用されないのか?

病院に行けばほとんどの場合保険が適用され、それにより自己負担額が決まります。

しかし円形脱毛症というものは、はっきりとした原因が分かっていない病気です。

 

様々な要因によって引き起こされているという推測の段階でしかない現状では「明確な病気である」という位置づけが非常に曖昧なものとなります。

 

そのため、治療法によっては病気を治すための治療として認められていません。

先日「直撃!シンソウ坂上」という番組で、「汎発性脱毛症」で全ての髪の毛が抜けてしまったアイドルのpippinさんが出演していましたが、その際にもこの病気の周囲に理解してもらう難しさについてお話しされていました。

参照:FNNプライムオンライン

 

治療法によっては国の健康保険という枠組みの中には入らない、いわゆるAGA(男性型脱毛症)の治療と同じように扱われてしまいます。

 

私自身も初めに受診した病院では「円形脱毛症」ではなく、「AGA(男性型脱毛症)」と診断されました。

そして治療費は全額自己負担と言われ、かなりびびってしまったのを今でもよく覚えています。

※私の治療記事はこちらから↓↓↓

 

円形脱毛症は直接命に関わるような病気ではありません。

そのため国としても難病指定することもなく、現状では見過ごされている病気と言えます。

AGA(男性型脱毛症)でも同様ですが、実際に髪の毛が無くなった本人ではないと、その辛い心情は分かりません。

 

今のところは日本皮膚学会のガイドラインに沿っての治療が確立しています。

しかし完全ではありません。

保険診療で認可されている薬剤は、日常診療において必ずしも治療効果を実感できないなどの問題点もある。

参照: 日本皮膚学会円形脱毛症ガイドライン

 

病院での治療は対処療法ですので、病院による判断がそのまま改善につながるとは言いきれないところが、この病気の難しい部分になっています。

 

ではこの話の流れから、補足として病院選びについてみていきましょう。

 

病院の選び方

円形脱毛症に気付いてから最初に頭に浮かぶのが、

「病院に行ったほうがいいかな?」

「どこの病院に行けばいいんだろう?」

だと思います。

 

病院に行くべきか

これはどのくらいの症状かによって判断が分かれます。

なぜなら、軽度の円形脱毛症は何もしなくても治る場合の方が多いからです。

 

私の場合には

最初から2箇所同時に脱毛部分が見つかる

他の部分の髪の毛が何の抵抗もなく抜ける

このような状態になっていましたので、気づいた翌日すぐに病院に行きました。

 

結論としては、「軽度の円形脱毛症でも気になるなら病院に行った方がいい」となります。

初めのうちは脱毛部分が小さくても、進行する場合もあることを考えて行動するのが、改善を早めることにもなります。

 

受診するのは皮膚科

円形脱毛症は皮膚科を受診してください。

そして、最初に受診する病院はしっかりと調べてから受診するのを強くおすすめします。

 

近いからという理由だけで病院に行くのはリスクが高いです。

初診料だけでも2,000円ほど必要となりますので、完全な無駄使いになりかねません。

 

病院選びのポイント

最初の病院選びに失敗した私の経験から、病院を選ぶポイントを3つ上げておきます。

 

1. 口コミに注意

しっかりと調べてから受診することをおすすめしましたが、調べて得る情報によっては間違った選び方になります。

そして、あくまでも私自身の経験からのものですので、絶対的なものでもありません。

「なるべく」というニュアンスで捉えてください。

 

ネットで皮膚科の口コミを調べた際に、その病院自体の評判がとても良い場合、まずはその病院に行ってみようと思いますよね?

しかし、重要なのは「円形脱毛症の治療に詳しい」病院かどうかです。

 

私も最初に受信したのは、地元でも評判の超ベテランの先生がいる皮膚科専門の病院でした。

しかしこの「地元で評判」というだけで、「円形脱毛症の治療に詳しい」という部分に着目しておりませんでした。

そして超ベテランの先生というところにも問題がありました。

 

長く医療に従事されているので、知識や技術は確かなものかもしれませんが、一定数の割合で強いこだわりを持った先生がおられます。

そのこだわりから、ご自分の判断を絶対的なものと考え、新しい意見や療法に対して積極的でない場合があります。

 

そのため幅広く治療法を試すということにはならず、ご自分の思ったものだけを押しつけてしまうことがあります。

結果、自分が思っていた通りの治療には進むことはなく、次の病院を探すことになります。

 

2. セカンドオピニオン

上記の内容と繋がりますが、セカンドオピニオンの重要性は病気の回復に欠かせないものとなっています。

どの病気にも言えることですが、病院によって診断が異なる場合があります。

 

私が最初に受診した病院に関しては、もはや笑い話となりますが、

積極的な治療をして頂いても、なかなか効果が出ない場合には、違う病院での治療を試してみるべきです。

それによってあなたに最適な治療法が見つかる可能性は高まります。

 

治療の効果が出ずに悩んだ時にはセカンドオピニオンという選択があるということを覚えておいてください。

 

3. AGA専門の病院という選択肢

普通の皮膚科がダメというわけではありません。

いわば変化球とも言える選択肢にみえますが、意外にも的を得ているのです。

 

AGA(男性型脱毛症)の専門病院は、髪の毛を生やすという点に特化しているプロです。

髪の毛を生やすという一点に力を注いでいます。

その分専門的な知識や先進的な方法を用いていますので、治療方法の幅が広いと言えます。

 

そしてあまり知られていないですが、

円形脱毛症の専門的な治療ができるところもあります。

 

治療法の中にはやはり保険適用外のものも多いことから、治療費の面では負担が大きくはなりますが、これをカバーするのが医療ローンです。

分割で払うことで、少し高額な治療法でも積極的に利用することができます。

お近くに円形脱毛症にも対応しているクリニックなどがあれば、1つの選択肢として候補に挙げてみるのもいいかもしれません。

 

あなたが治療について考えること

保険適用の治療の方が効果が高く、保険適用外の治療の効果が低いということはありません。

✔︎どのような治療を行うか

✔︎どこの病院で治療を行うか

これはあなた自身がしっかりと考えるべきことです。

 

病院を選ぶ上のポイントを参考にして、より良い治療が受けれるようにするのが改善につながります。

 

まとめ

円形脱毛症という病気は、実際のところ自分がなってみないと詳しくは分かりません。

私自身も「ストレスが原因」ぐらいの認識でしたし、すぐ治るものと思っていました。

しかし何十年も治らずに日常生活において不便に感じている方も多いです。

 

私は40過ぎのオッサンなんで髪の毛が無くなってもまだ耐えることができています。

本当に大変なのは、お子さんや女性です。

「円形脱毛症」という病気が周囲にあまり理解されておらず、やはり周りの目を気にしてしまいます。

 

私の症状は「汎発性脱毛症」という円形脱毛症においては1番重たい部類のもので、約2か月ほどでほとんどの髪の毛が抜け落ちました。

今はほぼスキンヘッド状態ですが、治療の効果で少しずつ髪の毛が生えてきている気がします。

 

治療費は確かに大きな出費となり、治るまでにどのくらいかかるかは不安だと思います。

しかし、ほとんどの場合は保険が適用されますし、入院した場合にも医療保険に入っていれば負担は小さくなります。

前向きに治療に取り組んでいくことが回復への第一歩となります。

 

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